法科大学院・公共政策大学院 2018年度後期 EU法

講義の記録

講義の概要

 

10月2日

第1回 EU法の手引き/欧州統合史

予習課題

配付資料

10月9日 第2回 EUの機構的構造・立法過程・EUと構成国との権限配分

予習課題

10月16日 第3回 EU法の直接適用可能性

予習課題

  • 佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011年)第1編第3章第2節I, II
  • 酒井啓亘ほか『国際法』(有斐閣、2011年)第4編第5章
  • 判例集1 この判決については講義で英文を参照しますので、英文を持参して下さい。オリジナルは仏文なので、読める人は仏文も読んでおいて下さい。
  • 判例集5
  • 判例集6
  • 追加裁判例 Mangold, C-144/04 (2005) 要旨

 

EU裁判所判決文の探し方

  • 裁判所サイトを開く
  • 上の方のCase-lawタブからSearch formを開く
  • 事件番号が判る場合(判例集1であれば26/62)、Case numberに入力して検索
  • JudgmentのCuria欄のPDFから選択すると、公式判例集のPDFが出てくる。
  • EUR-Lexの欄のアイコンをクリックすると、一旦EUR-Lexの該当ページに飛ぶ。そこからもダウンロード可能である。

参考文献(さらに深めるために)

10月23日 第4回 EU法の優越性

予習課題

  • 佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011年)第1編第3章第2節III
  • 酒井啓亘ほか『国際法』(有斐閣、2011年)第4編第5章
  • 判例集2 判決文の英文も用意しておく
  • 判例集3
  • 判例集7
  • 判例集8
  • Declaration concerning primacy
    これは、declarations annexed to the Final Act of the Intergovernmental Conference which adopted the Treaty of Lisbonのうちの一つです。Consolidated version 2016に含まれています。

参考文献(さらに深めるために)

  • 判例集9
  • 伊藤洋一「EC法の国内法に対する優越(1)〜(3)」法学教室264, 265, 266号(2002年)
10月31日 休講
11月6日 第5回 裁判所

予習課題

11月7日3限
(補講)
第6回 EUと民主主義

予習課題

イタリア・ポーランドの例については、新聞等データベースの聞蔵II・日経テレコン・毎索・ヨミダス歴史館で検索すればかなりの情報を得ることができる。自力で調査されたい。

参考文献(さらに深めるために)

11月13日 第7回 EUと人権

予習課題

  • 判例集15
    • 「法の一般原則」の妥当根拠は何か。
    • 「法の一般原則」の内容はどのように確定すべきか。
    • EU法秩序において「法の一般原則」はどのような階層的地位を占めるか。
  • 以下を読み、EUがヨーロッパ人権条約に加入する必要があるのはなぜか、加入するためにはどうすればいいのかを考えてくる。
    • 判例集39
    • Opinion 2/13 (2014)
  • Corman事件(C-673/16)判決(2018年6月5日)

参考文献(さらに深めるために)