2024年度後期 国際行政論

講義の記録

講義の概要

10月3日

第1部 導入・基礎
第1回  「国際行政論」で議論すること

予習課題
10月17日 第2回 人権の私人間適用に関する議論(憲法・国際法)
予習課題
10月24日

第2部 非法的手段による対応
第3回 国連人権委員会・人権理事会における議論 2011年「指導原則」まで

予習課題
10月31日 第4回 OECD
予習課題
11月7日 第5回 NAP
予習課題

レポート課題

  • ある企業のウェブサイトにおける「ビジネスと人権」に関する説明を読み、講義で学んだことに照らして、その内容と記述のあり方とを検討・評価し、改善点があれば示す。
  • その際、国内外の関連企業のウェブサイトも見て、比較検討すること。
  • どの企業を扱うかについてはM本と相談して決定。
    • 11月13日(水)までに、第5候補まで順位を付けてM本まで連絡すること。
  • 締切 1月10日(金)17時。WordあるいはPDFにてM本に送付する。
  • 字数制限 上限1万字、下限は設けない。
  • ウェブサイトや文献を参照した場合、必ず脚注を付ける。脚注の書き方については、国際法外交雑誌執筆要領「III. 注に関する事項」に従うこと。
  • 参考文献リストは不要。
  • ChatGPT等の生成AIを使う場合、どこでどのように使ったかをレポート末尾に明記すること。その説明は字数制限に含めない。

 提出されたレポートへの講評

11月14日 第6回 日本政府「ガイドライン」の検討

予習課題

ガイドラインを読み、レポート課題で扱う企業の担当者の立場に立ち、ガイドラインの改善点を考えてくること。

11月19日 第7回 私的アクターによる履行促進
予習課題
11月28日 第3部 法的手段による対応   第8回  国内法による対応1 人権デューディリジェンス法
予習課題
12月9
【補講】
第9回 国内法による対応2 制裁
予習課題
12月12日 第10回 国内法による対応3 不法行為訴訟
予習課題
12月19日 第11回 国際法による対応1 通商投資条約の活用
予習課題
12月26日 第12回 国際法による対応2 ビジネスと人権を扱う条約の作成
予習課題
1月9日 第13回 事例研究 ミャンマー
予習課題
1月16日 第14回 練習問題
問題はKULASISで配布します。
   

みなさん、大変良くできていました。「ChatGPT等の生成AIを使う場合、どこでどのように使ったかをレポート末尾に明記すること。」と指示していたところ、何人かの受講生はきちんと説明してくれていましたが、大多数は説明していませんでした。ただ、実際に私が各受講生が選択した企業についてChatGPTにやらせてみたところ、プロンプトを多少工夫すればみなさんが出してきたのとほぼ同じクオリティのレポートをChatGPTが書いてくれましたので、レポート課題の出し方に工夫を要することを改めて痛感した次第です。とはいえ、これは出題側の問題ですので、今回についてはみなさんのレポートとChatGPTのそれとが酷似していたとしても減点するなどということはしていません。