国際法・国際機構法受講生のための学習資源

講義で扱う問題に直接関係する資料・リンクは、各講義の「講義資料」を参照

直近の更新 2023年9月17日


  1. 国際法一般についての情報
  2. 国際法ニュース
  3. 条約
  4. 事実・実行
  5. 二次文献
  6. 報道
  7. 国際関係研究所・シンクタンク
  8. 動画で得られる情報 英語・フランス語学習を兼ねて
  9. フランス語・英語学習

1.国際法一般についての情報

  1. 国際法について何か調べたいときは、国際法の教科書(複数)の該当箇所を参照することから始めます。国内外で刊行されている代表的教科書のリストは、酒井啓亘(ほか)『国際法』(有斐閣、2011年)巻末の「参考文献」を参照のこと。
     
  2. 特定の事項について調べたいときには、辞典類が便利です。
    その事項に関する参考文献も知りたいときには、まず以下の参照を勧めます。
  3. リンク集 無数にあります。以下のものを出発点に自力で探してください。

2.国際法ニュース

 国際法に関するニュースをまとめてくれている貴重なサイトがあります。

 厳密にはニュースではありませんが、類似した機能を持つサイトもたくさんあります。無数にありますが、とりあえず2つ。

 過去の出来事の調査については、4. 事実・実行を参照。


3.条約


4.事実・実行


  国や国際機構などの行動・立場を調べる場合、報道や論文に頼らず、一次資料を見なければなりません。

  1. 国際機構
  2. 各国国家機関(外務省・議会・裁判所など)
  3. 各国の国際法雑誌・年鑑には、当該国の国家実行・国内裁判例を整理したものが掲載されています。たとえば、ドイツの国家実行は、Zeitschrift für ausländisches öffentliches Recht und Völkerrechtオンライン法図)にこのように定期的に掲載されます。日本については、『国際法外交雑誌』Japanese Yearbook of International LawHeinOnline〔学内ネットワークから利用可〕)とを参照してください。
     
  4. 国際法関連実行・裁判例をまとめて刊行したものもあります。例えば、以下のようなものです。
  5. 外交文書を整理して公刊してくれる国もあります。 例えば、以下のようなものがあります。
  6. さらに調べようとすると、各国の外交史料館・公文書館を訪問することになります。幸い、わずかではありますがオンラインでも利用できます。
  7. 二次文献 国際法関係の「事実」を調べるために便利なもの

5.二次文献

 電子リソースへのアクセス方法はこちら

京大関係者でない方へ

京都大学の図書館を利用する場合は、図書館機構の「学外の方へのサービス案内」をご覧ください。

京都大学のネットワークではかなりの数のe-journals/e-booksが利用できます。しかし、これらはCiNii Books(大学図書館の本を探す)では検索できません。現時点では、「日本で刊行された」電子リソースについてのみ検索可能になっているようです。

京都大学で利用できるe-journals/e-booksについては、KULINEで検索してください。紙媒体では所蔵されておらず(したがってCiNii Booksでは検索できず)、電子媒体でのみ利用できる書籍・雑誌も少なくありません。

 


6.報道

 国際関係に関する情報が充実しているのは、たとえば以下のサイトです。多くのところがiPhone/iPadアプリを無料で提供していますので、そちらでも適宜検索してみて下さい。


7.国際関係研究所・シンクタンク

 ニュースサイトとしても利用できます。


8.動画で得られる情報 英語・フランス語学習を兼ねて


9.フランス語・英語学習

講義では、英語の文献も頻繁に扱います。学部生にはフランス語は必須ではありませんし、講義でフランス語の資料を用いる場合には、必ず翻訳を付けます。が、将来国際舞台で仕事をしたいのであれば、フランス語にも慣れておいて損はありません。また、大学院生(法曹養成専攻)はフランス語文献を読みこなせるようになる必要があります。