10月1日 |
第1回 EU法の手引き/欧州統合史 |
予習課題
- 講義概要に記した、「EUに関する本(新書程度でよい)を1冊」
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10月22日 |
第2回 EUの機構的構造・立法過程・EUと構成国との権限配分 |
予習課題
予習課題(その2)【10月11日掲載。22日まで時間がありますので、これを読んでじっくり考え、講義では即答できるようにしてきて下さい。】 |
補講については、KULASISで(法科大学院生についてはWestlawでも)連絡したとおりです。 |
10月29日 |
第3回 EU法の直接適用可能性 |
予習課題
- 佐藤幸治『日本国憲法論(第2版)』(成文堂、2020年)第1編第3章第2節I, II
他の憲法教科書の同じ箇所でも構いません。ただし、私の知る限り、憲法教科書の中ではいまだに佐藤のがこの論点については最も詳細です。
- 酒井啓亘ほか『国際法』(有斐閣、2011年)第4編第5章
これも他の国際法教科書の同じ箇所でも構いませんが、やはり、この論点についてはこの教科書が最も詳細です。
- 判例集1
この判決については講義で英文を参照しますので、英文を用意しておいて下さい。日本語の判例集を読んだ後で、重要と思われる箇所については英文も読んでおいてください。オリジナルは仏文なので、読める人は仏文も読んでおいて下さい。
EU裁判所判決文の探し方
- 裁判所サイトを開く
- 出てきたページ中ほどの"Search for a case"の"Case no"に事件番号(判例集1であれば26/62)を入力して検索
- JudgmentのCuria欄のPDFから選択すると、公式判例集のPDFが出てくる。
- EUR-Lexの欄のアイコンをクリックすると、一旦EUR-Lexの該当ページに飛ぶ。そこからもダウンロード可能である。
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今回は事件番号がわかるので上の探し方で足りるが、事件番号がわからない場合は、裁判所サイトの上の方にある"Case-law"タブから"Search form"を選択して、持っている情報に基づいて検索する。 |
- 判例集4, 5, 14
この3つについてはざっと目を通しておくだけで結構です。
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注記 成績評価で「平常点を加味する」としています。今年度は受講生が多いため、自発的発言を待たずにこちらから発言を求めることもしますので、そのつもりでいてください。 |
参考文献(さらに深めるために)
- 判例集6
- 伊藤洋一「EC条約規定の直接適用性」法学教室263号(2002年)
- 山田哲史『グローバル化と憲法』(弘文堂、2017年)[特に第2部第2章、第3章]
- 松田浩道『国際法と憲法秩序』(東京大学出版会、2020年)[特に第2部]
- Morten Rasmussen, "Revolutionizing European law: A history of the Van Gend en Loos judgment", International Journal of Constitutional Law, Vol. 12, 2014, pp. 136-163.
- Karin van Leeuwen, "Paving the road to 'legal revolution': The Dutch origins of the first preliminary references in European law (1957-1963)", European Law Journal, Vol. 24, 2018, pp. 408-421.
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11月5日 |
第4回 EU法の優越性 |
予習課題
- 佐藤幸治『日本国憲法論(第2版)』(成文堂、2020年)第1編第3章第2節III
前回同様、ほかの教科書でも結構です。
- 酒井啓亘ほか『国際法』(有斐閣、2011年)第4編第5章
同上
- 判例集2 判決文の英文も用意しておく
- 判例集3
- ポーランド憲法裁判所2021年10月7日判決 K 3/21(裁判所による英訳)
判決英訳およびポーランド憲法英訳をダウンロードして講義時に参照できるようにしておいてください。他の資料は、余裕があれば目を通しておいてください。
- EU条約19条1項2段が違憲とされた背景
- 解説
- "Editorial comments: Clear and present danger: Poland, the rule of law & primacy", Common Market Law Review, Vol. 58, 2021, pp. 1635-1648.
- Aleksandra Gliszczyńska-Grabias and Wojciech Sadurski, "Is It Polexit Yet?", European Constitutional Law Journal, Vol. 19, 2023, pp. 163-181.
- Jetroビジネス短信2021年10月12日
- 判決後の動き
- 以下には簡単に触れるにとどめます。
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参考文献(さらに深めるために)
- 伊藤洋一「EC法の国内法に対する優越(1)〜(3)」法学教室264, 265, 266号(2002年)
- 伊藤洋一「EC法の優越とフランス憲法規範」慶應法学12号(2009年)
- 中西優美子「PSPP決定をめぐるドイツ憲法裁判所とEU裁判所間の対話」自治研究95巻5号(2019年)
- 中西優美子「EU司法裁判所の先決裁定に対するドイツ連邦憲法裁判所のPSPP判決」自治研究97巻3号(2021年)
- M本正太郎「なぜ条約が憲法に優位するのか――ベルギーとルクセンブルクの実践」伊藤洋一(編)『裁判官対話』(日本評論社、2023年)
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11月12日 |
5. 裁判所 |
予習課題 |
11月19日 |
6. 人権・民主主義 |
予習課題
予習課題に黄色で記した資料はWestlaw(法科大学院)・KULASIS(公共政策大学院)に掲載します。 |
11月19日3限
(補講) |
7. 対外関係 |
予習課題
予習課題に黄色で記した資料はWestlaw(法科大学院)・KULASIS(公共政策大学院)に掲載します。 |
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