神戸大学国際法
表紙へ     講義のページ

神戸大学法学部 2007年度後期

国際空間秩序と法

講義の概要


 

講義内容の詳細は、初回講義にてシラバスを配布して説明する。

初回講義への予習課題は、次の通り。(7月14日追記)

  • 「国際空間秩序と法」で扱う教科書の全範囲(第1章4,第8章〜第11章、第14章、第15章)を斜め読みしておく。
  • 教科書第8章「国家領域」を精読する。
  • 判例集32「パルマス島事件」、33「領域権限としての実効的支配」、34「プレア・ビヘア寺院事件」を熟読する。

余裕があれば、日本が抱える領土問題について、基礎的な理解を身につけておくことが望ましい。

 


○授業のテーマと目標

 「国際法概論」(前期)に引き続き、国際法の基本的問題を取り扱う。国内法とは異なる論理を持つ国際法を学ぶことによって「法」に対する理解を深めること、および、国際関係を法的に理解すること、を主たる目標とする。

 

○授業内容の要旨と授業計画

 初回講義で詳細なシラバスを配布する。以下は概要である。

 

○教科書・参考書

3点必携

 

○履修上の注意 

 

○成績評価方法 期末試験・平常点・レポート

 期末試験による。また、受験者の有利にのみ働く中間試験も行う。

 

○オフィスアワー

 開講時に指示する。

 

○ 学生へのメッセージ

 この講義は、従来2単位の「国際法概論」で提供されていた内容を、「国際法概論」と本講義との4単位で提供するために新規に開講される(神戸大学法学部で提供される国際法科目)。来年度以降も継続的に開講する予定である。

 国際法は、さまざまな国際問題を理解するための基礎となるのみならず、法そのものに対するより広い視野を養う手がかりともなる。日々新たに発生する現実の国際問題を題材に、現実を法的にとらえる訓練をしていこう。