神戸大学国際法
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神戸大学法学部 2005年度後期

国際紛争と法

講義の記録


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期末試験

授業アンケート


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10月5日 はじめに
配布物
  • シラバス
  • 事例1「イラン・イスラム革命後の混乱」関連資料
    • 年表
    • 国際司法裁判所テヘラン事件判決11-19頁
      • 国際司法裁判所HPで全文をダウンロードできます。トップから、Decisions / Décisionsをクリックして探してください。もちろん、図書館にも所蔵されています[3-12-107 / 329-RE]。
    • 国連事務総長の書簡 S/13646
    • 安保理議長声明 S/13652
    • アメリカ合衆国提出安保理決議案 S/13735
    • 安保理決議457 (1979), 461 (1979)
      • 国連文書は、最近のものはUNODSで入手できます。文書番号(上のS/13646等)で検索してみてください。各機関(安保理など)の決議は、UN Documentation Centreで探した方が簡単です。
    • 国会会議録 衆議院外務委員会会議録第3号(閉会中審査)昭和54年12月14日14-15頁
 
 
10月12日 事例1 イラン・イスラム革命後の混乱 その1
配布物
  • 国際司法裁判所テヘラン事件アメリカ合衆国の請求 Application Instituting Proceedings Submitted by the Government of the United States of America
    • 請求・申述書・抗弁書・口頭弁論記録などは、International Court of Justice, Pleadings, Oral Arguments, Documents [社系図書館3-12-109]に収録されています。
  • 国際司法裁判所テヘラン事件仮保全措置命令全文
    • 本件仮保全措置命令も、判決(10月5日参照)と同じ方法で入手できます。
  • 山形英郎「ラグラン事件(ドイツ対アメリカ合衆国)本案判決」国際人権13号(2002年)
予習課題用資料
  • 国際司法裁判所テヘラン事件判決19-20頁
  • 杉原高嶺「国際司法裁判所と政治問題の法理」『京都大学法学部創立百周年記念論文集 第2巻』(有斐閣、1999年)
 
10月19日 事例1 イラン・イスラム革命後の混乱 その2
配布物
  • 国際司法裁判所テヘラン事件判決25-29頁
予習課題用資料
  • 「救出作戦」に関するアメリカ合衆国から安保理議長への書簡 S/13908 (1980)
  • 同作戦に関するイランから国連事務総長への書簡 S/13915 (1980)
  • 国会会議録 衆議院安全保障特別委員会議録第2号 昭和55年4月26日
 
10月26日 事例1 イラン・イスラム革命後の混乱 その3
配布物
予習課題用資料
  • 坂元茂樹「強制による条約の無効」坂元茂樹『条約法の理論と実際』(東信堂、2004年)(初出、1989年)
  • アルジェ協定 "Iran-United States: Settlement of the Hostage Crisis", 20 ILM 223-240 (1981).
 
11月2日 事例1 イラン・イスラム革命後の混乱 その4
配布物
予習課題用資料
  • ロッカービー事件関連資料
    • 安全保障理事会決議731 (1992), 748 (1992)
    • 関連国連文書 S/23306 (1991), S/23307 (1991), S/23308 (1991), S/23309 (1991), S/23317 (1991), S/23396 (1992), S/23416 (1992), S/23417 (1992), S/23436 (1992), S/23441 (1992)
      • これら国連文書はUNODSで入手できます。
    • 国際司法裁判所ロッカービー事件(対イギリス)仮保全措置命令 1992年4月14日
    • 中谷和弘「パンナム103便およびUTA772便爆破事件と国際社会の対応」ジュリスト998号(1992年)
    • 日本経済新聞・朝日新聞の関連記事
 
11月9日 事例2 ロッカービー事件 その1
配布物 期末試験要領(後掲)
予習課題用資料 前回配布済
中間試験について 変更あり
  • 課題内容の変更 森川論文(×2)の要約
  • 締切変更 12月7日(水)の講義開始まで
詳細は講義時に説明したとおりで、16日の講義にて課題論文とレポート「要領」を配布します。
期末試験について 変更あり 詳細は講義時に説明したとおりです。
 
11月16日 事例2 ロッカービー事件 その2
配布物
予習課題用資料
  • 森川幸一「国際連合の強制措置と法の支配(一)(二・完)」国際法外交雑誌93巻2号(1994年)、94巻4号(1995年)
  • 森川幸一「国連の政治的機関の活動に対する司法審査」専修大学法学研究所紀要20(公法の諸問題4)(1995年)
中間試験要領訂正版 11月9日に説明済
 
11月30日 事例2 ロッカービー事件 その3
予習課題用資料
  • アフリカ統一機構(現アフリカ連合)元首首長会議決定AHG/Dec.127 (XXXIV) (1998)(英文仏文
  • 対リビア制裁委員会報告書 S/1998/1237, S/1999/1299 UNODSで検索可
 
12月7日 事例2 ロッカービー事件 その4
予習課題用資料
  • 臼杵英一「国際法上の自決権と東チモール事件」越路正巳編『21世紀の主権・人権および民族自決権』(未来社、1998年)
  • 安全保障理事会決議 384 (1975), 389 (1976)
  • Australian Practice in International Law
    • Australian Year Book of International Law, vol. 8 [1978-1980], pp. 278-282; vol. 16 [1995], pp. 430-431; vol. 29 [1999], pp. 409-410.
    • Australian Year Book of International Lawは、学内のパソコンからHeinOnlineで参照できます。
ゼミ旅行のために今日の講義を欠席した受講生は、事務室前のゼミボックスのM本の引き出しから上記資料を取ってください。
 
(12月13日) 中間試験(レポート)返却
 コメントを付した上で、提出者にe-mailで返却しました。
 失礼ながら、予想以上に良い出来でした。成績(点数)はつけていますが、点数よりもコメントに注目してほしいので、あえて点数を示していません。書き直す場合には、12月21日の講義までに改訂版をe-mailで送付してください。
 
12月14日 事例3 東ティモール事件 その1
配布資料
予習課題用資料
  • 国際司法裁判所 東ティモール事件判決 1995年6月30日
  • 広瀬善男「1943年にローマから持出された貨幣用金に関する事件(管轄権)」高野雄一編『判例研究国際司法裁判所』(東京大学出版会、1965年)
  • 杉原高嶺「ナウル燐鉱地事件(先決的抗弁)」国際法外交雑誌93巻3・4号(1994年)
  • 杉原高嶺「東ティモール事件」国際法外交雑誌97巻5号(1996年)
 
12月21日 事例3 東ティモール事件 その2
予習課題用資料
  • 杉原高嶺「一般利益に基づく国家の出訴権」杉原高嶺『国際裁判の研究』(有斐閣、1985年)(初出、1975年)
  • 佐藤幸治「司法権の観念と現代国家」佐藤幸治『現代国家と司法権』(有斐閣、1988年)(初出、1986-1987年)
 
1月11日 事例3 東ティモール事件 その3
予習課題用資料
  • 奥脇直也「海洋法条約の紛争解決制度」日本海洋協会『海洋法条約体制の進展と国内措置』第2号(1998年)
  • 東シナ海ガス田紛争関連資料 国会会議録
    • 衆議院安全保障委員会会議録 平成17(2005)年10月21日
    • 衆議院外務委員会会議録 平成17(2005)年10月26日
 
1月18日 事例4 みなみまぐろ事件 その1(国連海洋法条約の紛争処理制度)
配布資料
予習課題用資料
  • 兼原信克「みなみまぐろ事件について」国際法外交雑誌100巻3号(2001年)
  • 田中則夫「みなみまぐろ事件」山手治之ほか編『現代国際法における人権と平和の保障』(東信堂、2003年)
 
1月25日
最終回
事例4 みなみまぐろ事件

授業アンケート

(この講義に関する質問項目のみ掲載します。)

1月25日実施 無記名 5段階評価(1 全くそう思わない 〜 5 とてもそう思う) 回答数9

E 教員の話し方は、聞き取りやすかった。(聞き取りにくかった場合、理由をマークシート裏面に記述)

   4.67(平均点。以下同じ)

 聞き取りにくかった理由

F 教員の話し方は、ノートがとりやすかった。(とりにくかった場合、理由をマークシート裏面に記述)

   3.56

 ノートがとりにくかった理由

    

G 指定された教科書は授業の理解に役立った。(役立たなかった場合、理由をマークシート裏面に記述)
   *教科書指定がある場合のみ回答

   (教科書指定なし)

H 配布されたレジュメ等は授業の理解に役立った。(役立たなかった場合、理由をマークシート裏面に記述)
   *レジュメ等の配布がある場合のみ回答

   5.00

I 黒板、OHP、ビデオ等の使い方は適切だった。(不適切だった場合、理由をマークシート裏面に記述)

   3.43

J 一回あたりの授業の進度もしくは分量は適切だった。

   4.33

K 授業はシラバスに沿って行われた。

   4.78

L 教員は、受講生の理解度を正しく把握していた。

   4.33

M 教員は、学生の質問に丁寧に対応していた。

   4.78

N 理解を深める工夫がなされていたと思った。

   4.78

O 教える側の意欲が感じられた。

   5.00

P 授業の内容はわかりやすかった。(わかりにくかった場合、理由をマークシート裏面に記述)

   4.56

Q 授業内容は知的興味を引くものだった。

   4.89

R この授業を受講して、新しい知識や物事の見方が得られた。

   4.78

S 他の学生にこの授業を履修することを勧めたい。

   4.67

自由記述


成績

 割合で示します(「放棄」を除く)。

不可
66%
33%
0%
0%