10月5日 |
第1回 EU法の手引き/欧州統合史 |
予習課題
- 講義概要に記した、「EUに関する本(新書程度でよい)を1冊」
- 以下のウェブページをざっと見ておく
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配付資料
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10月12日 |
第2回 EUの機構的構造・立法過程 |
予習課題 |
10月19日 |
第3回 EU法の直接適用可能性 |
予習課題
- 佐藤幸治『日本国憲法論(第2版)』(成文堂、2020年)第1編第3章第2節I, II
他の憲法教科書の同じ箇所でも構いません。ただし、私の知る限り、憲法教科書の中ではいまだに佐藤のがこの論点については最も詳細です。
- 酒井啓亘ほか『国際法』(有斐閣、2011年)第4編第5章
これも他の国際法教科書の同じ箇所でも構いませんが、やはり、この論点についてはこの教科書が最も詳細です。
- 判例集1
この判決については講義で英文を参照しますので、英文を用意しておいて下さい。日本語の判例集を読んだ後で、重要と思われる箇所については英文も読んでおいてください。オリジナルは仏文なので、読める人は仏文も読んでおいて下さい。
- 判例集4, 5, 14
EU裁判所判決文の探し方
- 裁判所サイトを開く
- 出てきたページ中ほどの"Search for a case"の"Case no"に事件番号(判例集1であれば26/62)を入力して検索
- JudgmentのCuria欄のPDFから選択すると、公式判例集のPDFが出てくる。
- EUR-Lexの欄のアイコンをクリックすると、一旦EUR-Lexの該当ページに飛ぶ。そこからもダウンロード可能である。
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今回は事件番号がわかるので上の探し方で足りるが、事件番号がわからない場合は、裁判所サイトの上の方にある"Case-law"タブから"Search form"を選択して、持っている情報に基づいて検索する。 |
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参考文献(さらに深めるために)
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10月26日 |
第4回 EU法の優越性 |
第3回で積み残したMangold判決を扱った後、以下の議論に入ります。
予習課題
- 佐藤幸治『日本国憲法論(第2版)』(成文堂、2020年)第1編第3章第2節III
前回同様、ほかの教科書でも結構です。
- 酒井啓亘ほか『国際法』(有斐閣、2011年)第4編第5章
同上
- 判例集2 判決文の英文も用意しておく
- 判例集3
- PSPP問題
ドイツ連邦憲法裁判所判決英訳をダウンロードして講義時に参照できるようにしておいてください。他の資料は、余裕があれば目を通しておいてください。
- ポーランド憲法裁判所2021年10月7日判決 K 3/21(裁判所による英訳)
判決英訳をダウンロードして講義時に参照できるようにしておいてください。他の資料は、余裕があれば目を通しておいてください。
- 以下には簡単に触れるにとどめます。
- 判例集7, 8, 16
- Declaration concerning primacy
これは、declarations annexed to the Final Act of the Intergovernmental Conference which adopted the Treaty of Lisbonのうちの一つです。Consolidated version 2016に含まれています。
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参考文献(さらに深めるために)
- 伊藤洋一「EC法の国内法に対する優越(1)〜(3)」法学教室264, 265, 266号(2002年)
- 伊藤洋一「EC法の優越とフランス憲法規範」慶應法学12号(2009年)
- M本正太郎「なぜ条約が憲法に優位するのか――ベルギーとルクセンブルクの実践」法律時報90巻12号(2018年)。
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11月2日 |
第5回 EU裁判所 |
予習課題
判例集 9-13 特に9, 10, 11を扱います。 |
11月9日 |
第6回 EUと人権・民主主義 |
予習課題
予習課題中のハイライトした資料は、Westlaw(法科大学院)・KULASIS(公共政策大学院)に掲載しています。
判例集39 |
11月16日 |
第7回 EUの対外関係 |
予習課題
予習課題中のハイライトした資料は、Westlaw(法科大学院)・KULASIS(公共政策大学院)に掲載しています。 |
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