アンケート(第1回)結果

4月24日の講義時間に実施した。無記名。
 ご協力ありがとうございました。なお、講義中に配布した「結果」では学生からの意見を少し省略していましたが、ここではすべて掲載しています。

回答数 48
 必ず提出するよう出席者に徹底しなかったので、あまり回収できなかったようです。

1.学年

 2回生 31名     3回生 9     4回生(以上) 8

 

2.これまでに単位を取得した科目

 民法 31名    刑法 6     憲法 9    国際関係論 35

 

3.国際法概論を履修する動機・目的

 ・国際法とは何か、どんなことを勉強するのかを知りたかったから。(3通)

 ・国際法関連をやってみたくて神大に来たから。

 ・国際法を勉強するために、法学部に入った。

 ・次に戦争法をとりたいので。

 ・六法以外の法律の知識を増やしたいから。

 ・単位を取得するため。(2通)

 ・国際系の科目をとりたいから。(2通)

 ・国際関係のより深い理解のため。(9通)

 ・国際関係論・国際関係史などを履修して、とても興味深かったので。(2通)

 ・国際ニュースを法的・政治学的に見てみたいから。

 ・時事問題を理解するための知識を得たいから。

 ・広い世界のいろいろなことについて学びたいと思っているから。

 ・これからのグローバル社会から来る必要性から。

 ・グローバル化が進みさらに今後その勢いは増すであろう社会の中で、より主体的にそれらの動きを理解したいと思っているから。

 ・国際関係学に興味がある。

 ・国際間の法律にはどのようなものがあるのか、興味があったから。

 ・法=国内法という意識を変えて、視野を広げる必要があると感じたから。

 ・大学院での研究に必要だから(大学院生)。

 ・国際コースに進学したいから。

 ・院試の科目だから。(2通)

 ・今までやってなかったため。

 ・昨年友人が履修していたので。

 ・自分で勉強しにくい部分だから。

 ・他の授業との比較から、最も面白いだろうと思った。(2通)

 ・ちょっと出てみて、おもしろそうだったので。(2通)

 ・シラバスを読んで講義内容に興味がわいたから。

 ・必要だと思うから。

 ・将来のため。

 

4.国際法概論で学びたいこと
 ・国際法というもののイメージをつかみたい。

 ・国際法に関する基礎知識

 ・むしろ具体的なことより抽象的な方がいい。全体像つかみたいので。
 ・国際法の背後にある思想・哲学が知り得たらと考えている。私人間の法とは異なった思想を学びたい。

 ・国際社会における西洋と東洋のずれ、対立。
 ・強制力を伴わない国際法が実効性を持つにはどうすればよいか。
 ・国際法の扱う領域・適用の仕方・その種類
 ・具体的な個々の事件において生じた「論理」について

 ・条約の実効性・適用性・拘束力について特に学びたいと考えています。

 ・国際関係の大まかな仕組みについて。

 ・国家観における利益の折衝の歴史とその方法。
 ・実際の事件に基づくもの。

 ・国家の領域問題

 ・アフリカにおける国際法

 ・EU圏内の国際法
 ・ある国家で民主的におよそ国際社会が認めがたい政権ができたとき(ナチとか)、国際社会はどのようなことができるのか。
 ・たとえば赤軍の話とか、今の大人の方々は実際そのときにその事件を見聞きしたのかもしれませんが、僕らにとっては生まれる前の話であり、詳しいことは分かりません。教えてください。
 ・さまざまな民族問題や外交問題。
 ・国際紛争とその対応する法と手段。
 ・各地で継続する紛争の複雑さを知りたい。何が問題の核心なのか、なぜ解決困難なのかを法的立場から理解したい(パレスチナ・ユーゴなど)。

 ・コソボ紛争の処理。(2通)
 ・湾岸戦争について。
 ・中国と台湾について。複雑な歴史があるのは分かるが、二つ「中国」があるせいで、李氏のビザ発行問題など国際的に問題になっています。何とか決着はつかないのでしょうか。(2通)

 ・アジアとの関係(朝鮮半島、中国など)について。

 ・北朝鮮と韓国
 ・東欧・バルカンの問題に興味あり。

 ・パレスティナ(2通)

 ・ユーゴスラヴィア

 ・東ティモール
 ・南極大陸の帰属主体について。

 ・北方領土問題をもっと詳しく。

 ・植民地独立と世界大戦がらみの事件。

 ・国連法

 ・国際司法裁判所

 ・麻薬

 ・テロ

 ・不審船に対して海上保安庁と海上自衛隊はそれぞれどこまで踏み込めるのか。

 ・捕鯨

 ・はじめてのことなので、何を扱っていただいてもよいです。
 ・全くの初学者なので、基礎から(ゆっくり?)じっくり学びたい。観念的なことと具体的事例を結びつけて講義して欲しい。

 ・特になし
  ・日本史だったので、世界史・地理の知識がとぼしい。だから、今日ならユーゴ解体・パレスティナ・バチカン市国とか、非常にわかりやすく説明してもらえて、すごくおもしろかったです。自分でもinternetとか使ってさらに調べたいです。これからも、さまざまな事例・問題を具体的に取り上げていってほしいです。

 

5.これまでの講義で最もわかりにくかった箇所

 ・国家概念

 ・権原(2通)

 ・時際法

 ・人民・住民・国民の違い
 ・人民の定義について。いろいろな説があるのは分かりましたが、結局、今のところどう結論づけられているのか分かりません。

 ・自決権(3通)

 ・内的自決という概念が通用しない場合はないのか。

 ・内的自決の概念と人権との関連

 ・承認

 ・ユーゴ和平会議仲裁委員会意見

 ・不承認

 ・不承認の場合分け。同じに思える。(2通)

 ・実際の事件における事実関係

 ・レジュメがいまいち不親切。

 ・専門用語が難しい。

 ・教科書が分からない。
  ・特にありません。本当にすごくわかり易い授業で、プリントも丁寧に作られていて、今までで一番気に入った授業です。大事なところ、POINTは強調してもらえるとメリハリある授業になると思います。今日の、和平委員会の意見1の1)のa)の最後の行についての話……理解しづらかった。

 

6.教官への要望

 ・条約集を引くのにもう少し時間がほしい。

 ・条約などの資料は英文で書かれているので日本語訳がほしい。

 ・視覚に訴える資料がとても理解しやすかった。

 ・図などを使った分かりやすいレジュメを作ってください。

 ・レジュメや参考資料が豊富で復習の際に便利で勉強になる。
  ・英語の資料を一応訳してきても、自分で合っているかどうか確認できない。授業で触れないところは、どの文献に日本語訳が載っているか、紹介して欲しい。

 ・さまざまな事例・問題を具体的に取り上げていってほしい。

 ・教科書が難しい。
 ・『判例国際法』を理解することが容易ではない。「判例の読み方」をアドバイスしてほしい。

 ・教科書が重い。(2通)
 ・持ってくるものが、教科書・条約判例だけでも合わせて
1.5kg以上、ノートプリント合わせると……! 他の授業で六法&教科書、判例も持ってこなければいけないので、下宿していない(家に一度帰れない)私はリュックの重さ&手さげの重さにはきそうです。これで朝のラッシュに1時間半も乗ってくる私の身になってください。

 ・講義が早い。

 ・もう少しゆっくり話してください。(3通)

 ・教科書を授業で参照するとき、該当ページ数だけでなく、行数も言ってほしい。

 ・試験問題例に解答例をつけてほしい。

 ・おもしろいです。でもときどきねててすいません。
 ・岡大の柴田先生のHP、過去問を見て「さあまいったぞ!?」と思いました。と同時に、毎回の授業を大切にがんばろう、とも思いました。
 ・授業おもしろいですよ。

  ・講義は早いですが、おもしろいですよ。