法科大学院・公共政策大学院 2016年度前期 国際人権法

講義の記録

講義の概要

 

4月8日

1.国際人権法の成立経緯:なぜ「国際」人権法か

予習課題

  • 憲法の教科書(任意)の人権の歴史の箇所を復習しておく。
  • 酒井啓亘(ほか)『国際法』(有斐閣、2011年)第5編第5章「人権」を通し読みしておく。全体の印象をつかむ程度で良い。
  • 課題 初回は、書面を用意してくることは求めない。課題文を読み、指示に従って考えてくること。
4月15日 2. 人権条約機関の機能(1):国家報告制度

予習課題

4月22日 3. 人権条約機関の機能(2):個人通報制度

予習課題

5月6日 4. 国際労働機関(ILO)の機能

予習課題

当初予定を変更します。「一般的意見」については今後何度も触れますので、そこで議論します。さしあたり、自由権規約人権委員会が出している一般的意見(日弁連による翻訳のどれか一つにでも目を通しておいて下さい。

5月13日 5. 人権条約の直接適用可能性と人権条約機関の見解等の法的効果

予習課題

この回も当初予定を変更します。6回目以降は予定通り進みます。

5月20日 6. 女性差別:夫婦同姓事件

予習課題

5月19日(木)17時までに、M本宛に添付ファイル(WordまたはPDF)で送信すること。

配付資料

  • 東京高裁2014(平成26)年3月28日判決 講義で扱った最高裁判決の原審 
5月27日 7. 人種・国籍による差別――私人間「適用」?――

予習課題

  • 課題文
  • 参考 山本敬三「判批(千葉ゴルフクラブ事件高裁判決)」判評525号(判時1794号)5頁。

5月26日(木)17時までにM本まで送信すること。

参考資料1

講義で扱うことのできなかった関連裁判例として以下のものがあります。余裕があれば見ておいて下さい。

  • 性同一性障害者ゴルフクラブ入会拒否事件
    • 静岡地裁浜松支部2014(平成26)年9月8日判決
    • 東京高裁2015(平成27)年7月1日判決

参考資料2

講義中に触れた、企業の人権保障義務に関する法的拘束力ある文書の作成については、そのWorking Groupのページを見てください。より一般的に「ビジネスと人権」については、関連リンクを2014年度後期学部ゼミのページに貼っていますので参照してください。

6月10日 8. 表現の自由とヘイトスピーチ

予習課題

6月9日(木)17時までにM本まで送信すること。

6月14日(火)3限(補講) 9. 少数者の権利

予習課題

この回は、課題の提出は不要。

6月17日 10. 先住民の権利

予習課題

6月16日(木)17時までにM本まで送信すること。課題1、課題2それぞれ1頁程度に収めること。

配付資料

6月24日 11. 社会権

予習課題

  • 課題文
  • 6月23日(木)17時までにM本まで送信すること。課題1、課題2それぞれ1頁程度に収めること。
7月1日 12. テロと人権

予習課題

今回は、事前に書面を提出する必要はない。じっくり考えてくること。

7月11日
(補講)
13. 難民認定基準・手続:「迫害」の認定基準

予習課題

今回も事前に書面を提出する必要はない。

参考資料

7月15日 14. 退去強制:子どもの権利と家族の一体性

予習課題

7月14日(木)17時までにM本に送信すること。

参考資料