2013年度後期 国際機構法

講義の概要

講義の記録
 

シラバス(2013年9月14日掲載)

お知らせ

 来年度(2014年度)より、「国際機構法」は3・4回生配当科目となります。そして、「国際法第一部」(現在は3・4回生配当科目)が、2・3・4回生配当科目となります。

〜2013年度
2014年度〜
前 期
後 期
前 期
後 期
国際機構法(2・3回生配当)
国際法第一部(2・3・4回生配当)
国際法第一部(3・4回生配当)
国際法第二部(3・4回生配当)
国際法第二部(3・4回生配当)
国際機構法(3・4回生配当)

 この変更の詳細については、初回講義(10月1日)にて説明しました。

 

期末試験問題

10月1日 第1部第1節1. ヨーロッパ

予習課題

  • 課題文
  • シラバスの課題につき考えてくる。

配付資料

10月3日 第1部第1節2. 東アジア

予習課題

その他参考文献

  • 岩井茂樹「朝貢と互市」和田春樹ほか(編)『東アジア近現代通史1 東アジア世界の近代 19世紀』(岩波書店、2010年)
  • 荒野泰典「海禁・華夷秩序体制の形成」荒野泰典ほか(編)『日本の対外関係5 地球的世界の成立』(吉川弘文館、2013年)(法図発注中です。今回の予習には間に合いませんが、復習には使えるようになります。)
  • 上記2論文に引用されている文献
配付資料 なし
10月8日 第1部第1節3. イスラーム

予習課題

  • 課題文
  • シラバスの課題につき考えてくる。

配付資料

10月10日 第1部第2節1. 大国共存の秩序

予習課題

その他参考文献

講義で用いた資料

10月17日 第1部第2節2. 東アジアにおける展開

予習課題

その他参考文献

講義で用いた資料

10月18日 講演会「国際法を用いた法曹実務」井口直樹弁護士(長島・大野・常松法律事務所) (講義ではありません)
10月22日 第1部第3節1. 国際機構法前史

予習課題

講義で言及した資料

10月24日 第1部第3節2. 主権概念の動揺 "The Great War"の衝撃と国際連盟の創設

予習課題

講義で用いた資料

シラバスに挙げた問題の3つめは扱いませんでした。次々回の講義で議論します。

10月29日 第1部第3節3. 連盟体制の崩壊

予習課題

配付資料 なし
10月31日 第1部第3節4. 枢軸国の国際秩序構想

予習課題

配付資料 なし
11月5日 第1部第3節5. United Nationsの国際秩序構想(1)――経済

予習課題

配付資料 なし
11月7日 第1部第3節6. United Nationsの国際秩序構想(2)――安全保障

予習課題

配付資料 なし
11月12日 第2部第1節1. 国際機構の存在

予習課題

配付資料 なし
11月19日 第2部第1節2. 国際機構の権限

予習課題

配付資料 なし

追加参考文献

  • 有効性の推定について
  • その限界について
    • 最上敏樹「普遍的公権力と普遍的法秩序」松田竹男ほか(編)『現代国際法の思想と構造II』(東信堂、2012年)
    • HAMAMOTO Shotaro, « Le « pouvoir » de dernier mot : Des limites de la présomption de validité des actes des organisations internationales », Kobe University Law Review, No. 38, 2004, pp. 21-44.
12月3日 第2部第1節3. 国際機構の意思決定――表決制度

予習課題

配付資料 なし
12月5日 第2部第1節4. 国際機構の法定立権限

予習課題

追加参考資料

12月10日

第2部第1節5. 国際機構の責任

予習課題

配付資料 なし
12月12日 第2部第1節6. 国際機構に関する紛争の処理

予習課題

 
12月17日 第2部第1節7. 国際機構の免除(シラバスと多少順番にずれがあります)

予習課題

  • 課題文(12月17日に修正版掲載。第2段落中ほどに修正が一つあり、リンク切れも補修しました。)
配付資料 なし
12月19日 第2部第1節8. 国際機構を構成する「人」

予習課題

配付資料 なし
12月26日 復習
予習課題 なし
第2部第1節9をやめて復習に当てました。過去の試験問題(各年度の講義の記録に掲載)などを用いました。
1月7日 第2部第2節1. 超国家的機構 EU

予習課題

配付資料 なし
1月9日 第2部第2節2. 条約に基づかない国際機構

予習課題

配付資料 なし
1月14日 第2部第2節3. 「条約に基づく国際機構」かどうか定かでないもの (「講義計画」から変更しています。)

予習課題

配付資料 なし
1月16日 第2部第1節9. 国際機構の消滅と承継(昨年末にやりそこねた分です)

予習課題

  • 課題文
  • 別添1 南西アフリカの法的地位勧告的意見(1950年)
  • 別添2 ナミビア勧告的意見(1971年)

配付資料 なし

講義で何度か言及した文献は、田岡良一『委任統治の本質』(有斐閣、1941年)です。

1月21日 第3部1. 国家の壁を破る?国際機構

予習課題

  • 課題文
  • 酒井啓亘「国連憲章第七章に基づく暫定統治機構の展開―UNTAES・UNMIK・UNTAET―」神戸法学雑誌50巻2号(2000年)81-148頁。
配付資料 なし
1月23日 第3部2. 私的に形成される公秩序 ドーピング規制を例に

予習課題

  • JADAサイトを見て、競技者がどのようなドーピング規則に服しているかを理解する。
  • JSAAサイトを見て、規則の適用に不服を持つ競技者が処分を争うために利用できる法的手続を理解する。
  • WADAサイトを見て、「WADAとは何者か」という問いにどう回答すべきかを考えてくる。
  • CASサイトを見て、CASとはどんな裁判所かを理解する。
  • UNESCOパンフ(PDF)を見て、UNESCOがなぜ・どのようにドーピング問題に関与しているかを理解する。そこに出てくるInternational Convention against Doping in Sportはこちら日本語)。
配付資料 なし
1月28日 第3部3. Globalとinternational

予習課題

  • 「国連憲章は国際社会の憲法か」という問にどう答えるべきか考えてくる。
 
   
 

期末試験問題

試験問題

2013年度は、試験終了直後に迅速な対応ができず、講評等を掲載できませんでした。お詫びします。