2009年度後期 演習(国際機構法)

ゼミの概要

以下は、掲示されたものと同一です。

科目

国際機構法
担当教員 M本正太郎
曜日
演習題目と目的 国際仲裁判断を読み解く
世界銀行の下に設立された投資紛争解決国際センター(ICSID)などにおける国際投資紛争仲裁判断例を題材とし、そこでの法の使われ方を学ぶことにより、国際法・国際機構法全般に関する理論的思考力と実務感覚とを鍛える。
計画と内容 受講生は国際投資紛争仲裁について一切知識を持っていないことを前提に(ただし、国際法・国際機構法を学んでいることは前提として)、最初の数回で投資法の基礎を集中的に学び、その後、チームを構成して仲裁判断例を分担・報告し、最後に評釈を作成する。

国際投資紛争は、企業法務にも関わる実務的課題であると共に、国際法における私人の位置や民主主義など高度に理論的な問題をも扱う、注目の分野である。

合否判定方法 報告内容・議論への参加・評釈を基に評価する。
その他の特記事項 用いる判断例は全て英語である。学生時代のうちに、仕事で使える英語力を鍛えておくためにも有益な演習である。