2009年度前期 ポケットゼミ「歴史・外交・法」

ゼミの概要

以下は、KULASISに掲載されたものと同一です。

テーマと目的

 国際関係を法的に規律するとは、どういうことだろうか。国際社会は最終的には力がものを言う社会であるならば、法は「力」とどのような関係にあるのだろうか。法など一見何の役にも立たないように見える国家間関係において、法はどのような役割を果たしており、果たしていないのだろうか。日本が過去に経験し、あるいは現在直面している国際問題の中でどのような法的バトルが展開されているかを検討することを通じて、「国際関係」および「法」に関する理解を深めることをねらいとする。
計画と内容  「満州事変」「竹島」「捕鯨」という3つの事例をとりあげる。参加者は3つのグループに分かれ、問題のありかを議論し、資料を探し、さらに議論し、さらに資料を探し……、という作業を繰り返し、最終的に報告書をまとめる。

 内容の理解を深めることはもちろんのこと、議論の仕方、資料の集め方、発表の仕方など、大学生活のために最低限必要な技術を身につけることも目標とする。

 なお、読むことになる資料の大半は英語であり、しかもかなりの量になることは承知しておいていただきたい。

 

ゼミの成果については、こちら